josha

発言順ではないので、あしからず。







ジョッシュ「連邦軍があの怪物達に対応しきれないのなら、機動兵器でも何でも使って、自分達で身を守るしかないでしょう」
ジョッシュ「糧……? どういうことだ?それに、“破滅の王”とは何だ!?」
ジョッシュ「了解です」
ジョッシュ「了解です。……気を遣ってもらって、ありがとうございます」
ジョッシュ「了解……」
ジョッシュ「了解!」
ジョッシュ「門……親父がフォレースと呼んでた奴か。いったい、どんな物なんだ?」
ジョッシュ「黙ってお前を連れて来たからか?」
ジョッシュ「無駄足になってしまったら、すまない」
ジョッシュ「無駄なものかよ!!」
ジョッシュ「未知の物同士で引き合うとでも?」
ジョッシュ「本当なのか、その話……!?」
ジョッシュ「本調子じゃない人を放っておくわけにはいきませんよ」
ジョッシュ「本人達は気にしていない。まるで、最初からああだったように……」
ジョッシュ「別因子だと!?」
ジョッシュ「聞こえてるなら、答えろ!親父達はどうなったんだ!?」 
ジョッシュ「分が悪かろうが何だろうが、やってみなきゃ始まらない」
ジョッシュ「複雑ですよ。怨みなのか、責任感なのか……それとも……」
ジョッシュ「負の波動を……わ、我らルイーナと……!」
ジョッシュ「父の助手であるリ・テクなんですが、彼がそう言ってました」
ジョッシュ「怖いよ……戦うのはいつだって。前にも言った。誰だって死にたくないんだ。だけど……やらないわけにはいかないから」
ジョッシュ「彼女と接触して確かめたいことが……いえ、確かめなければならないことがあるんです」
ジョッシュ「彼らが話していたんです。ルイーナ……人間に恐怖や絶望を与え、破滅をもたらす者だと」
ジョッシュ「馬鹿なことを言うな!お前もクリスも、両方とも俺の大事な妹だ!!」
ジョッシュ「破滅をもたらすだと!?」
ジョッシュ「濃くし過ぎるなよ。……で、親父は下に籠もりっぱなしなのか?」
ジョッシュ「南極の遺跡は、アインスト以外の襲撃も受けた……初めてじゃないんだ、人が乗ったものと戦うのは」
ジョッシュ「南極から連絡は入って来ていない。連れ出したのが俺だとわかっているんだろう」
ジョッシュ「南極がどうなるっていうんだ!?下では何が起きてるんだ!?」
ジョッシュ「特には……。ただ、動きがどこか不自然だったような気はした。上手く説明できないが……」
ジョッシュ「動けない俺達を助けてくれたのは……この二人だったんです」
ジョッシュ「答えろ、グラキエース!」
ジョッシュ「答えろ! お前達は何なんだ!?」
ジョッシュ「答えろ! “破滅の王”とは何なんだ!?」
ジョッシュ「当事者はどいつもこいつも口を閉ざしている。あいつらは信用できない。だから、俺はリムを連れて、ここから出たんだ……!」
ジョッシュ「中で何が起きてるか、調べる必要もある!お前はヒューゴ少尉達と行け!」
ジョッシュ「地球人なのか?」
ジョッシュ「地球を闇で閉ざしただと……!?ルイーナが!?」
ジョッシュ「誰なんです?」
ジョッシュ「誰が何と言おうと、リムをあれには……」
ジョッシュ「誰かから与えられたものでも、誰かの想いを感じ取ったものでもない……」
ジョッシュ「奪われたあんたの身体、俺が消してやる!ルイーナの災い、ペルフェクティオと共にな!!」
ジョッシュ「大丈夫か、リアナ……?」
ジョッシュ「待て、グラキエース!」
ジョッシュ「待て! 何故、お前は他のメリオルエッセと……」
ジョッシュ「駄目です! いつ爆発するか、わからないんだ!早く基地から脱出して下さい!」
ジョッシュ「駄目だ。お前はそこから動かず、ヒリュウ改とハガネを援護しろ」
ジョッシュ「先に手を出したのはお前達の方なんだ……やらなきゃ、やられる……!」
ジョッシュ「生まれた日のことだ。人間は毎年、その日が来る度にお祝いをする」
ジョッシュ「人間は死ぬのが怖い。誰だって、死にたくないんだ。お前にも……いつかわかる」
ジョッシュ「人間とメリオルエッセが共に生きていけるということ、それについて何も考えないのか!?」
ジョッシュ「人を導く……?」
ジョッシュ「親父達は、格好の研究材料を独占することしか考えていなかった」
ジョッシュ「親父は、クロスゲートのことを知らずにファブラ・フォレースを……あれは、ルイーナが存在していた世界に通じている……?」
ジョッシュ「親父の奴、言いたいことだけ言って、それで終わりだなんて! 勝手過ぎるんだよ!」
ジョッシュ「親父が? どうしてだ?」
ジョッシュ「親父……やはり、俺達のシュンパティアは“破滅の王”を倒す鍵だった……」
ジョッシュ「親父……なのか……!!」
ジョッシュ「親父、応えろ!」
ジョッシュ「真相を知っているのは、父と一部のリ・テクのみ……。でも、あいつらはずっと口をつぐんでいた。俺がいくら問い質しても答えなかった」
ジョッシュ「新たな段階って……何度、その手の話を聞いたことか。ここ最近、めぼしい進展はないだろう?」
ジョッシュ「詳しい事情はわかりませんが、身内も同然の人だったんでしょう?」
ジョッシュ「消えたくないという想いは、お前の悔恨、そして死への恐怖だ」
ジョッシュ「少なくとも、多少の気休めにはなる」
ジョッシュ「少しだけ……5分だけ休ませて下さい」
ジョッシュ「出来れば、リムやクリフにもついてきて欲しいと考えている……」
ジョッシュ「手勢は少しでも多い方がいいでしょう?それに、工場には妹もいるんです。攻め込まれるわけにはいかない」
ジョッシュ「邪魔をするな!俺はグラキエースに用があるんだ!」
ジョッシュ「次元断層を消滅させる……あるいは、そのヒントを掴むだけでもいい」
ジョッシュ「次元断層ってのはいったい何なんだ、クリフ……!?」
ジョッシュ「時間がない、急ぐぞ!」
ジョッシュ「事の真相を確かめずに終われるものかよ!」
ジョッシュ「死にに行くつもりはありません。俺にはまだやらなければならないことがありますから」
ジョッシュ「止めるしかないでしょう、俺達の手で!」
ジョッシュ「思い出したか。なら、俺に力を貸してくれ。ここが俺達の正念場だ。やるしかない。クリスのためにも」
ジョッシュ「雑魚をいちいち潰していても駄目だ……早く大元を、南極の遺跡を叩かないと……!」
ジョッシュ「最悪の結果……?」
ジョッシュ「困惑し、戸惑っている……。俺の……人の心を抱え込んだために」
ジョッシュ「今回も……分の悪い賭けです」
ジョッシュ「今は……お前もだ」
ジョッシュ「今、わかった」
ジョッシュ「黒いヒュッケバインもどきの次は黒い忍者か……いったい何なんだ、お前達は!」 
ジョッシュ「行くぞ、リム!」
ジョッシュ「行くぞ、ペルフェクティオ……!このファブラ・フォレースから始まった全ての災い……ここで、俺達の手で終わらせる!」
ジョッシュ「古の人々って……ファブラ・フォレースを作った者達のことか?」
ジョッシュ「限界……?」
ジョッシュ「結局、親父達は資金繰りに困り、遺跡のオーバー・テクノロジーの軍事利用を目論む連中の力を借りなきゃならなくなったんだ」
ジョッシュ「急ぐぞ、リム!」
ジョッシュ「気をつけろよ。ここはマザー・ベースじゃないんだから」
ジョッシュ「気がついたか、リム……」
ジョッシュ「機動兵器の動力源であることが、か?」
ジョッシュ「間違いない……ここにはグラキエースもいる……」
ジョッシュ「確か、T‐LINKシステムを応用した物だとか……」
ジョッシュ「確か、<T‐LINKシステム>を応用した物だとか……」
ジョッシュ「何者なんだ、それは!?」
ジョッシュ「何故、俺とお前でこんな現象が起きる!?どうして俺の中にお前がいるんだ!?」
ジョッシュ「何をやっている!?」
ジョッシュ「何を、だと!?俺達を呼んだのは、あんただろ!?」
ジョッシュ「何にせよ、あんな所にお前達を置いておくわけにはいかない」
ジョッシュ「何なんだ、それは!?」
ジョッシュ「何なんだ、あの鳥は……!?」
ジョッシュ「何とかしてみせます! 以上、通信終わり!」
ジョッシュ「何で親父のシュンパティアだけが!?」
ジョッシュ「何でそんなことを……」
ジョッシュ「何です?」
ジョッシュ「何でしょう?」
ジョッシュ「何っ!?」
ジョッシュ「何だって……!」
ジョッシュ「何だって!?」
ジョッシュ「何だ?」
ジョッシュ「何だ? モニターに……」
ジョッシュ「何だ、こいつら!?」
ジョッシュ「何だ!? センサーが!」
ジョッシュ「何だ!? いったい何をしている!?」
ジョッシュ「何かをしなくちゃいけないんだ!親父が原因で始まったことなら、俺は!」
ジョッシュ「何……!?」
ジョッシュ「何? 俺はそんな話、一度も……」
ジョッシュ「俺達が生きていく上で障害となるものは、まだ残っているんだ……」
ジョッシュ「俺を動かしたのは、それを望んだお前の心だ!だから、俺は!」
ジョッシュ「俺をあいつの所まで行かせまいとするその想いの源は何だ!?」
ジョッシュ「俺も初耳です。クリフは?」
ジョッシュ「俺も出ます」
ジョッシュ「俺はともかく、ガルムレイドは……」
ジョッシュ「俺は……俺とリムは、グラキエースとウェントスのおかげでここにいます」
ジョッシュ「俺は……お前の傍にいる。これからも……ずっと」
ジョッシュ「俺は……あいつのことがわかるんです……。まるで、もう一人の自分のように……」
ジョッシュ「俺は、クロスゲートの調査チームに入れてもらえるようギリアム少佐に頼むつもりだ」
ジョッシュ「俺の中に彼女がいるように、彼女の中にも俺がいる」
ジョッシュ「俺の心、人の心の欠片が今はグラキエースの中にもあるんだ」
ジョッシュ「俺のシュンパティアは、お前を倒すための鍵だ!俺はそう信じる!」
ジョッシュ「俺の……中に……」
ジョッシュ「俺には……今後、クロスゲートが何をもたらすか、見届けなければならない義務があると思って……」
ジョッシュ「俺だって、人が乗らなきゃ動かないシステムの実験台にされてたってわかれば、いい気分でいられるわけがありません」
ジョッシュ「俺だけじゃなく、リムにも言うことがあるだろう!何でそういう気遣いが出来ない!?」
ジョッシュ「俺が親父を……いや、ペルフェクティオを止めなければ……!」
ジョッシュ「俺が……作る。お前の……」
ジョッシュ「俺が……やるしかない」
ジョッシュ「奥?もしかして、俺達が外へ行っている間に発見されたのか?」
ジョッシュ「意味ならある! お前の中の俺の意識から、お前は別の生の可能性を知った!」
ジョッシュ「依頼はしますが、無駄だと思いますよ。彼らは遺跡以外の物に興味がありませんから」
ジョッシュ「わかりません。南極で人影のようなものは見ましたが、あれが人間かどうかは……」
ジョッシュ「わかりました」
ジョッシュ「わかりました。……リム、お前は後方援護に回るんだ」
ジョッシュ「わかりました。……リム、あのメリオルエッセと接触するまで慎重にな。戦闘は極力避けろ、無駄弾を撃つなよ」
ジョッシュ「わからない……」
ジョッシュ「わからない。聞きたいことがあるから、来いと言われただけだ」
ジョッシュ「わかってます、無茶はしませんよ!」
ジョッシュ「わかっているはずだ!これ以上、リムにシュンパティアを使わせたら……」
ジョッシュ「わかっているさ。俺達だけでルイーナは倒せない。鋼龍戦隊と行動を共にする以上、他の連中とも戦わなきゃならない」
ジョッシュ「わかった……くれぐれも無茶はするなよ」
ジョッシュ「わかった……。グラキエースは不完全な心を持たされ、“破滅の王”に生も死も呪縛されて……」
ジョッシュ「わかった」
ジョッシュ「レース・アルカーナ、シュンパティア、FCS、チェック。……よし、いい感じだ」
ジョッシュ「ルイーナ絡みでもないでしょう。あれが最初に攻撃したのは、彼らの機動兵器ですし……シュンパティアにも反応はありませんでした」
ジョッシュ「ルイーナかっ!」
ジョッシュ「ルイーナが!」
ジョッシュ「ルイーナ……メリオルエッセだ。それは間違いない。だけど、俺は人間だと思ってる。戦いの中で、シュンパティアを通してとは言え、同調した」
ジョッシュ「ルイーナ……お前達がいう破滅など、させるものかよ!」
ジョッシュ「りょ、了解……!」
ジョッシュ「リムは二つの人格に分かれた……!親父はお前の器となった……!なら、何故、俺は平気なんだ!?」
ジョッシュ「リムは、俺の義理の妹なんです」
ジョッシュ「リムッ!!」
ジョッシュ「リム……聞いてくれ。おそらく、この戦いじゃ俺達のシュンパティアが鍵となる」
ジョッシュ「リム……シンクロ・ゲージはどうだ?」
ジョッシュ「リム……お前はどうなんだ……?」
ジョッシュ「リム……」
ジョッシュ「リム……!?」
ジョッシュ「リム、来い!」
ジョッシュ「リム、輸送機と一緒に離脱するんだ!」
ジョッシュ「リム、奴らは俺達の機体を狙ってる!気をつけろ!」
ジョッシュ「リム、辿り着いたか!」
ジョッシュ「リム、今だ!」
ジョッシュ「リム、迂闊に戦うんじゃない!後で何が起きるかわからないんだぞ!」
ジョッシュ「リム、みんな……! 来てくれたか」
ジョッシュ「リム、どうだ? 奴の声は聞こえるか?」
ジョッシュ「リム、どうした!?」
ジョッシュ「リム、そっちはどうだ?」
ジョッシュ「リム、しっかりしろ」
ジョッシュ「リム、お前……パンならともかく……」
ジョッシュ「リム!?」
ジョッシュ「リム!!」
ジョッシュ「リアナ……お前もクリスも、俺にとって大事な家族だ。何があろうと、それは変わらない。親父も、きっと……」
ジョッシュ「リ・テクの一人で、エール・シュヴァリアーの開発にも携わっていたクリフォード・ガイギャクスです」
ジョッシュ「リ・テクのスポンサーはアルテウルだった……そちらの事情にもガイアセイバーズが絡んでいる以上、無関心ではいられませんよ」
ジョッシュ「ラミア少尉、バラルのバリアにはセプテンプルムのような外界への出入口はあるんですか?」
ジョッシュ「ラキ……偽りでも仮初めでもない、それは本物の命と心だ」
ジョッシュ「ラキ……確か、イグニスも……」
ジョッシュ「ラキ……やっぱり……」
ジョッシュ「ラキ……」
ジョッシュ「ラキ?」
ジョッシュ「ラキ、今回の相手は……」
ジョッシュ「ラキ、ウェン、お前達もそうか?」
ジョッシュ「よし、今なら!」
ジョッシュ「よ、呼んでいる……だ、誰だ……!?」
ジョッシュ「やはり、真相を確かめるにはファブラ・フォレースへ行くしかないか」
ジョッシュ「もっと近づけば、何かの反応があるかも……この状況を変えられるかも知れない」
ジョッシュ「もっとも、親父が気にしているのはお前達じゃなく、シュンパティアの方かも知れないがな」
ジョッシュ「もしや、それは……」
ジョッシュ「もしかして、例の発信器と関係があるんですか?」
ジョッシュ「もしかして、親父は予期していた……?だとしたら、何で俺に黙っていたんだ……!」
ジョッシュ「もしかして、クリフが言っていた<特機>タイプの……」
ジョッシュ「もう手遅れだとでも言うのかよ!」
ジョッシュ「メリオルエッセ……ウェントスが?」
ジョッシュ「メリオルエッセ……アクイラ……!」
ジョッシュ「まだ奴はその姿を現していない!なら、止められるチャンスがあるってことだ!」
ジョッシュ「また奴の声が……!通信機じゃない、これはシュンパティアを通してのことなのか!?」
ジョッシュ「まず、自分達で気が済むまで調べ尽くす。ある意味、リ・テクは純粋な研究者なのかも知れない。でも、それが調査を行き詰まらせる要因となった」
ジョッシュ「まさか……!?」
ジョッシュ「まさか、事故か……!?」
ジョッシュ「マザー・ベースから連絡があって、いったん南極へ帰還させていただきたいのです」
ジョッシュ「まあな」
ジョッシュ「ペルフェクティオに言った通り、俺もお前も、まだ人間だ。人間として、奴と戦える」
ジョッシュ「ペルフェクティオが言っていた、別因子……アルテウル・シュタインベックからもたらされたシュンパティアの改良策のことか?」
ジョッシュ「ブリッジ!エール・シュヴァリアー、出るぞ!」
ジョッシュ「ブランシュネージュは?どうせ用意しているんだろう?」
ジョッシュ「ファブラ・フォレースを作った者達か……。心当たりはあるのか、グラキエース?」
ジョッシュ「ヒューゴ少尉……」
ジョッシュ「ヒューゴ少尉、あれが遺跡の入口です」
ジョッシュ「ヒューゴ少尉!!」
ジョッシュ「ヒューゴ少尉! アクア少尉! 応答を!」
ジョッシュ「ヒューゴ・メディオ少尉……でしたね。本職の方からしたら、面白くないのは理解できます」
ジョッシュ「パチ……?」
ジョッシュ「はい」
ジョッシュ「はい!」
ジョッシュ「ならば、何故、ここが自爆することを教えた!?お前が何も言わなければ、俺やリム、鋼龍戦隊は確実に消滅するのに!」
ジョッシュ「なら、親父はスポンサーに売り込むためじゃなく、ファブラ・フォレースから出て来る物と戦うためにエール・シュヴァリアーを……?」
ジョッシュ「なら、何もせずに撤退することもあり得るわけですか?」
ジョッシュ「なら、ルイーナが本当に太陽の光だけでなく、地球と宇宙の間を遮ったと言うんですか?」
ジョッシュ「なら、このまま近づけば、賭けの勝率が上がるってことか」
ジョッシュ「なら、アルテウルは地球人じゃなく……!」
ジョッシュ「な、何だよ」
ジョッシュ「な、何だって!?」
ジョッシュ「な、何だ、これは!?あいつの意識が! や、やめろ!!」
ジョッシュ「な、何だ!?」
ジョッシュ「な、何だ!? レース・アルカーナが!!」
ジョッシュ「な、何だ!? リム!!」
ジョッシュ「な、何か……他に手は……!?」
ジョッシュ「とりあえず、異状はないようですね」
ジョッシュ「とりあえず、ジェネレーター代わりに使えるのはわかったから、組み込んでどうなるか見てみようって、クリフが……」
ジョッシュ「どうせ、ろくな話じゃないだろうさ」
ジョッシュ「どうすれば彼を止められるんです!?」
ジョッシュ「どうしようもない親父だったが……俺は、あの時のメッセージを信じる」
ジョッシュ「どうした、リム?もしかして、そっちのシュンパティアも……」
ジョッシュ「どういう意味だ?」
ジョッシュ「どういうことだ、クリフ!?」
ジョッシュ「でも、地下のファブラ・フォレースがどうなっているか……」
ジョッシュ「でも、何だって言うんです?俺達をガイアセイバーズじゃなく、<教導隊>へ行かせた理由は……」
ジョッシュ「でも、お前があれに乗るのは……」
ジョッシュ「ですが、それでもエール・シュヴァリアーに乗らなきゃならない理由があったんです」
ジョッシュ「ですが、あいつが自分が消え去ることを恐れているわけじゃ……」
ジョッシュ「データ取得はお互い様かも知れないが……命まで渡すつもりはない!」
ジョッシュ「つまり……親父を利用したわけか」
ジョッシュ「つまり、ガイアセイバーズ側でも使える……。何故、グランド・クリスマスじゃなく、トーチカ8で作っているんだ?」
ジョッシュ「ついに戻って来たぞ。ルイーナとの戦いは、ここから始まった……」
ジョッシュ「ちょっと疲れただけだ。心配はいらない」
ジョッシュ「チャンスだ……!リム、ウェポン・ボックス・ハンガーをパージして、地下へ向かうぞ!」
ジョッシュ「ち、違う……今までの奴と!」
ジョッシュ「だとしたら、彼らは真っ先に南極へ現れるのでは?」
ジョッシュ「だったら、別のエンジンを搭載すれば……」
ジョッシュ「だったら、何故、親父は直接俺に言わない?あの男はいつもそうだ、肝心なことは……」
ジョッシュ「だったら、さっきのは何だ!?俺とお前は……!」
ジョッシュ「ただ、そうなると思っているんだ……」
ジョッシュ「だけど、向こうがどうであれ、答えを見つけなければ、こっちは先に進めない……俺はそう考えています」
ジョッシュ「だけど、その日は……」
ジョッシュ「だけど!」
ジョッシュ「だから言ったのに」
ジョッシュ「だから、俺とリムだけで行くんです。その代わり……」
ジョッシュ「だが、連中の声を聞いたのは俺と……」
ジョッシュ「だが、俺はそういうわけにはいかない。親父のやったことが原因だと知って、平気でいられるわけがない」
ジョッシュ「だが、俺は……ルイーナとの戦いでシュンパティアは必要不可欠だと思ってる。余程のことがない限りは……」
ジョッシュ「だが、リムは実戦を経験していない!無茶だ!」
ジョッシュ「だが、リムは……」
ジョッシュ「だが、もうお前をシュンパティアに触れさせるわけにはいかない……」
ジョッシュ「だが、それはペルフェクティオが言う“鍵”じゃない……俺達のマシンには奴を倒す力が、そのきっかけがあるはずなんだ」
ジョッシュ「だが、それだけじゃ説明がつかない」
ジョッシュ「だが、お前は……」
ジョッシュ「そんなことを言って、リムに01を使わせる気なら……!」
ジョッシュ「そんなことを……ヒューゴ少尉を欺いていたあんたの言葉を信じられるものか!」
ジョッシュ「それも、わかっています」
ジョッシュ「それは違う! お前達にも感情はあるはずだ!」
ジョッシュ「それはお互い様だって、わかってるだろ!」
ジョッシュ「それは……設計図通りに作られていた場合の話だろう?」
ジョッシュ「それは……いや、こんなこと……」
ジョッシュ「それは……」
ジョッシュ「それに……解体されたって、文句を言えやしない」
ジョッシュ「それに、どうしてアウセンザイターを狙うんです?わざわざ、事前に告知までして……」
ジョッシュ「それでも生きている者がいるのさ、この部隊には」
ジョッシュ「それで、俺に用とは?」
ジョッシュ「それだけじゃないだろう」
ジョッシュ「それだけか?」
ジョッシュ「その話、本当なのか!?」
ジョッシュ「その想いの力、その命の力……それが……それだけが、死と滅びを糧とする“破滅の王”に抗い得る、唯一のもの……」
ジョッシュ「その魂の共鳴……仲間達を信じ、その後ろに広がる人々の連なりを信じ、自らの未来を信じ、そして希望があると信じること」
ジョッシュ「その言葉は!」
ジョッシュ「その改良策……<T‐LINKシステム>か」
ジョッシュ「そのつもりです」
ジョッシュ「そのつもりがないことは、わかっているだろう?」
ジョッシュ「その“鍵”とは何だ!?」
ジョッシュ「そっちもか。くっ、いったい何だって言うんだ……!?」
ジョッシュ「そちらも訳ありということですか」
ジョッシュ「そして、このままでは自分を作った存在に消されると思っている……だけど、それを恐れているわけでもない」
ジョッシュ「そして、グラキエースは、シュンパティアがそれに悪影響を及ぼすかも知れないと言っていました」
ジョッシュ「そこをどけ、アクイラ!俺はファブラ・フォレースへ行かなきゃならない!」
ジョッシュ「そこまでは……わかりません」
ジョッシュ「そこから現れた破滅の力を押し戻し、それを封じるきっかけを作ったもの……人の想いの連なり……」
ジョッシュ「そう言ってもらえると助かります」
ジョッシュ「そうでなくても、あんな形で事実を突き付けられたら……こっちはたまったもんじゃない……」
ジョッシュ「そうですか……」
ジョッシュ「そうだ……お前達のどちらが本物とか、そんなことを気にすることはない」
ジョッシュ「そうじゃない……」
ジョッシュ「そうじゃない、生き残る……いや、生きるという意思を持たなきゃ駄目だ」
ジョッシュ「そうか……初めてだったな」
ジョッシュ「そうか……そっちは無事だったか」
ジョッシュ「そうか……」
ジョッシュ「そう……信じたことのない神に祈っていた」
ジョッシュ「そいつは俺の親父……フェリオ・ラドクリフか!?」
ジョッシュ「そ……それだけか、親父……!俺達を巻き込んでおいて、それだけなのかよ!」
ジョッシュ「そ、そんな……!それじゃ、アリエイルと同じ……」
ジョッシュ「そ、そんな……!!」
ジョッシュ「すみません……皆さんの力を借ります。俺が……俺達が成すべきことを成すために」
ジョッシュ「すみません、身内のゴタゴタに巻き込んでしまって」
ジョッシュ「すみません、カイ少佐。親父が……父がそうだったというだけで、自分はリ・テクではありません」
ジョッシュ「すみません、お願いします」
ジョッシュ「すまん、だと!?今さら何を言ってる! それじゃ、まるで!」
ジョッシュ「すまないな、窮屈な思いをさせて」
ジョッシュ「すまない……今、片づける」
ジョッシュ「すまない、リム……席を外してくれないか。ラキと話があるんだ」
ジョッシュ「シュンパティアを通じて、聞こえた!答えろ! 北の結界とは、セプテンプルムとは何だ!?」
ジョッシュ「シュンパティアを切れば切ったで、別のリスクが出て来るか……」
ジョッシュ「シュンパティアに触れるのは、俺と親父だけで充分だ。二度とお前達を実験台などにさせるものか……!」
ジョッシュ「シュンパティアにノイズが走っている……!なら、聞こえるはずだ、アクイラ!その機体をどうするつもりだ!?」
ジョッシュ「シュンパティアにノイズが……!だが、今までのとは違うぞ!」
ジョッシュ「シュンパティアが……けど、これは!?」
ジョッシュ「じゃあ、何故?」
ジョッシュ「じゃあ、何故、俺達は!?」
ジョッシュ「じゃあ、何故、俺とあのメリオルエッセ……グラキエースだけが?」
ジョッシュ「じゃあ、フォルテギガスは2基のレース・アルカーナで……」
ジョッシュ「じゃあ、アルテウルがシュンパティアの改良策を提供したのは……」
ジョッシュ「じゃ、じゃあ、ヒューゴ少尉は……」
ジョッシュ「しばらくの間はな。教導隊のメンバーがどういう人間か、まだよくわかっちゃいない」
ジョッシュ「しかし……」
ジョッシュ「しかし……!」
ジョッシュ「しかし、それでは……」
ジョッシュ「しかし、お前は……!」
ジョッシュ「ジェアン・エールにもジェネレーターはあるが、使う必要がない。クリフが言った通り……」
ジョッシュ「ジェアン・エール……」
ジョッシュ「さっきの模擬戦……ハンデというわけではありませんよね?」
ジョッシュ「さあ、行こう。待たせると悪い」
ジョッシュ「こんな孤島にまでルイーナが現れるとは……!」
ジョッシュ「こんなことは初めてですが……」
ジョッシュ「コンターギオ……!」
ジョッシュ「これ以上、分の悪い賭けをするわけにはいかない。急がば回れだ、手近な所から一つ一つ調べる」
ジョッシュ「この反応は!」
ジョッシュ「この図体だ、無理もないさ。しかし、これだけの機体をエール・シュヴァリアーのシュンパティア1基で動かすとは……」
ジョッシュ「この感じ……アクイラの時と同じか!」
ジョッシュ「この遺跡に遺されていた、このシステムの本当の意味。遙かな昔、最初に開かれてしまったあの扉……」
ジョッシュ「こっちを狙って来るか!」
ジョッシュ「こっちも南極から伊豆までは単独行動でしたが」
ジョッシュ「こちらジョッシュ!地下への入口を発見した! このまま進入する!」
ジョッシュ「ココアじゃないのか?」
ジョッシュ「こ、この声は!」
ジョッシュ「げ、限界か!!」
ジョッシュ「クロス……ゲート?」
ジョッシュ「クリフ、ファブラ・フォレースは……親父達は、あれからどうなった?」
ジョッシュ「クリフ、さっきの話……本気なのか?」
ジョッシュ「クリフ、これから下へ降りる。マザー・ベースのスタッフの避難誘導と親父達への呼びかけを頼む」
ジョッシュ「クリスもリアナも……俺の大事な妹なんだ」
ジョッシュ「クリス……!」
ジョッシュ「グラキエースと違って、思念は感じられませんでした。でも、あいつは……他のメリオルエッセと違うような……」
ジョッシュ「グラキエース……お前は何なんだよ!?」
ジョッシュ「グラキエース……」
ジョッシュ「グラキエース……!」
ジョッシュ「グラキエース、答えろ!」
ジョッシュ「グラキエース、俺達は先へ進む……!陽の光を取り戻すために」
ジョッシュ「グラキエース!」
ジョッシュ「くっ、被弾したか!」
ジョッシュ「くっ、親父のせいで……こんな……!」
ジョッシュ「くっ、親父! いや、ペルフェクティオ!!」
ジョッシュ「くっ、修復したか!」
ジョッシュ「くっ、失敗か!」
ジョッシュ「くっ、気を失っているのか!?」
ジョッシュ「くっ、何だよ、これ……あいつ……あの敵!?」
ジョッシュ「くっ、またシュンパティアが……!それに、この感じ……こないだとは違う……!?」
ジョッシュ「くっ!ヒリュウへ! こちらジョッシュ!基地が自爆する! 直ちに離脱を!」
ジョッシュ「ぐっ!」
ジョッシュ「くっ! 親父め、いったい何をやったんだ!?」
ジョッシュ「くっ! 何なんだ、この首筋がチリチリする感じは!」
ジョッシュ「くそっ、このままじゃ……!」
ジョッシュ「くあっ!!」
ジョッシュ「く、くそっ……何が起きた……?シュンパティアに……過負荷が……」
ジョッシュ「く、ううう……あああっ!!」
ジョッシュ「ギリアム少佐も言った通り、奴は過去に一度封印されている……!方法はあるはずなんだ、必ず!」
ジョッシュ「ギリアム少佐……」
ジョッシュ「ガルムレイドの動きが……!」
ジョッシュ「かもな……どうしたんだ?」
ジョッシュ「カイ少佐、俺とリムは地下部へ行きます」
ジョッシュ「カイ少佐、ヒューゴ少尉達は気を失っています!」
ジョッシュ「お前達もルイーナと戦う気なのか?」
ジョッシュ「お前達は……お前はいったい何だ?その心で何故、人間を殺戮しようとする?」
ジョッシュ「お前を引き込んだのは……親父の意志なのか!?」
ジョッシュ「お前をここから連れ出す!」
ジョッシュ「お前は地球に……いや、ファブラ・フォレースにクロスゲートが存在していることを知っていたのか!?」
ジョッシュ「お前は駄目だ。もうブランシュネージュに乗る必要はない」
ジョッシュ「お前は何なんだ、グラキエース!」
ジョッシュ「お前は……恐れているのか?」
ジョッシュ「お前は……どうする?」
ジョッシュ「お前が、確かに俺と同じように生きている……その証だ」
ジョッシュ「おまけに事故にまで巻き込んで!助けに来てやったんだ、どこにいる!?」
ジョッシュ「オフィチナス……!? 何だ、それは!?」
ジョッシュ「おそらく、北の結界……北極にあるルイーナの何かだと思います」
ジョッシュ「お、親父……!」
ジョッシュ「お、俺はお前じゃない!これは俺の意識じゃない! 退けッ!!」
ジョッシュ「お、お前……!!」
ジョッシュ「エクセレン少尉……」
ジョッシュ「エール・シュヴァリアーが目障りだと言うんなら、こいつでお前達を追い詰めてやるさ!」
ジョッシュ「エール・シュヴァリアー……やれるはずだ、俺とお前なら!」
ジョッシュ「エール・シュヴァリアー……あれのレース・アルカーナというシステムの名前だって、謎とか神秘って意味なんです」
ジョッシュ「ええ……仕方がないことだと思います」
ジョッシュ「ええ……今の所は。グラキエースは俺に任せて下さい」
ジョッシュ「ええ……俺達にしか出来ないことでしょう」
ジョッシュ「ええ……スポンサーと直接やりとりをしていたのは、父だったので」
ジョッシュ「ええ」
ジョッシュ「ええ。トーチカ8には、エール・シュヴァリアーとドッキング可能なウェポン・ボックス・ハンガーがあるかも知れないんです」
ジョッシュ「ええ。おそらく、あの機体に4人目のメリオルエッセが……」
ジョッシュ「ええ、覚えておきます」
ジョッシュ「ええ、何とか」
ジョッシュ「え……?」
ジョッシュ「え?」
ジョッシュ「ウンブラ……避けては通れないか!」
ジョッシュ「ウンブラ……!」
ジョッシュ「うっ、うああああっ!!」
ジョッシュ「ウォーミング・アップ、終了。コンディション、オール・グリーン」
ジョッシュ「ううっ! リム!?」
ジョッシュ「う、うわあああっ!!」
ジョッシュ「う、うううっ! 揺り返しか!?」
ジョッシュ「インスペクター事件中、アインストは何度かここを襲った。まさかとは思うが……」
ジョッシュ「いや……役に立たない幻の全能者のことさ」
ジョッシュ「いや……構わないさ、ラキ」
ジョッシュ「いや……まだ気づかれていないからな。クリスとリアナには口止めをしてある」
ジョッシュ「いや、でも、彼女は……」
ジョッシュ「いや、その子を助けることは出来る!」
ジョッシュ「いや、ここで終わるのはお前達だけだ!」
ジョッシュ「いったい、どういうことなんだ?あの現象、感覚は何なんだ?」
ジョッシュ「いたな、グラキエース」
ジョッシュ「いずれにせよ、バラルは俺達にルイーナとの決着を付けさせようとしているな」
ジョッシュ「イグニス……先に行かせてもらうぞ。そして、親父が引き起こしたこの事態を収拾する……!」
ジョッシュ「イグニス……やはり、お前はラキを……!?」
ジョッシュ「イグニス、お前に関わってる暇はない」
ジョッシュ「いえ……ああいうことになれば、無理もないかと……」
ジョッシュ「いえ。父は南極でエール・シュヴァリアーのデータをまとめ、送るつもりだったかも知れませんが……」
ジョッシュ「いえ、大佐。まだ話さなければならないことがあります」
ジョッシュ「いえ、俺達だけで行かせて下さい」
ジョッシュ「いえ、俺は……」
ジョッシュ「いえ、俺と父は……。何故、妹だけがああなったか……どうしてリアナにしかブランシュネージュを扱うことが出来ないのか……その理由も不明です」
ジョッシュ「い、いえ、あんなものは……今までの調査で、形跡すら……!」
ジョッシュ「あんな……あんな虚ろな……!」
ジョッシュ「あんたは残るのか?」
ジョッシュ「あんたはいつもそうなんだ!勝手過ぎるよ、自分の都合ばかり押しつけてさ!」
ジョッシュ「あんたの頼みを今、成就してやる。そして、解放してやる……!」
ジョッシュ「あれを見つけたのがLTR機構だったなら、とっくの昔に公表されていただろうが……」
ジョッシュ「あれは、親父達が研究していたファブラ・フォレースから出て来た。そして、その中からルイーナが……」
ジョッシュ「あれは!?」
ジョッシュ「あれだけのことを言っておきながら、グラキエースに拘っておきながら退くのか。何故だ……?」
ジョッシュ「あれが鋼龍戦隊か……」
ジョッシュ「あれがマオ・インダストリーの機体じゃないのなら……どこで作られた物なんです?」
ジョッシュ「アルテウルはリ・テクが結果を出すまで、高みの見物で……」
ジョッシュ「あるいは……何だ? 言ってくれ」
ジョッシュ「ありがとう、プレシア」
ジョッシュ「あの人とは……事情が違いますよ。こっちは訳も分からず、メリオルエッセと……」
ジョッシュ「あの感じは……嘘じゃないと思います。ただ、どのような影響が出るのか、そこまではわかりません」
ジョッシュ「あのメリオルエッセが……?」
ジョッシュ「あの、博士と父はどのような……」
ジョッシュ「あと……俺のことはジョッシュでいい」
ジョッシュ「あそこは量産のことなんて考えていないからな」
ジョッシュ「アクイラ、コンターギオ……親父が開けた門は、俺の手で閉じる。何としても……そう、この命に代えてもな……!」
ジョッシュ「アインストとは違う。あれが妖機人か……!」
ジョッシュ「アインストじゃなく、エアロゲイターに近い連中なのか……?」
ジョッシュ「あいにくだが、闇の世界は体験済みだ」
ジョッシュ「あいつを助けてやりたいと思ってしまっている……何故だ? どうして、こんな……」
ジョッシュ「あいつら、あの機体を連れ去る気か!」
ジョッシュ「あいつはメリオルエッセ……この世界を破滅へ導こうとする存在……なのに、何故、俺は……」
ジョッシュ「あいつが何なのか……それを直接確かめる……!」
ジョッシュ「あいつか……!?」
ジョッシュ「あいつ……あの動き、何をするつもりだ!?」
ジョッシュ「ああ……今……」
ジョッシュ「ああ……まだリムやクリフには話してないんだが……」
ジョッシュ「ああ……ここを離れれば、多少は変化があると思ったが」
ジョッシュ「ああ……ゲストとは遭遇せずに済んだよ」
ジョッシュ「ああ……あれはどちらかと言えば、<アインスト>に近い」
ジョッシュ「ああ……」
ジョッシュ「ああ」
ジョッシュ「ああ。確か、ラキ……北の果てと言っていたな」
ジョッシュ「ああ。メリデンプルムの中に入れないのか、それとも入る気がないのか……」
ジョッシュ「ああ。こいつを封印するのは、あの連中から地球を解放した後だ」
ジョッシュ「ああ。お前はどうなんだ?」
ジョッシュ「ああ、南極で聞いたな」
ジョッシュ「ああ、俺にもわかる……!」
ジョッシュ「ああ、わかった」
ジョッシュ「ああ、もうリ・テクは……」
ジョッシュ「ああ、また声が聞こえる。シュンパティアの調子もおかしい。どうやら、メリオルエッセがいるようだな……!」
ジョッシュ「ああ、ただいま」
ジョッシュ「ああ、それは殻を剥かないと……」
ジョッシュ「ああ、コンタクトした」
ジョッシュ「ああ! 今、行く!」
ジョッシュ「あ、いえ……本来なら、こちらの方からお願いしなければならないことです。気を遣ってもらって、すみません」
ジョッシュ「あ、ああ……そういうことだ」
ジョッシュ「あ、ああ……」
ジョッシュ「あ、ああ……!」
ジョッシュ「……父は、何と言っていましたか?」
ジョッシュ「……誰の知識や心象が元になったんだ?」
ジョッシュ「……大丈夫だ……身体に問題はない……」
ジョッシュ「……尊敬していたんですね」
ジョッシュ「……親父がそう言ったのか?」
ジョッシュ「……新参者の俺達に、原因があると仰るのですか」
ジョッシュ「……実戦データを取るなとは言われていません。やります」
ジョッシュ「……時間の問題だと言ったな、ペルフェクティオ。だが、俺もリムも、まだ人間だ。なのに、親父は何故そうなった?」
ジョッシュ「……祈っていた」
ジョッシュ「……何故、俺にそんなことを?」
ジョッシュ「……何とも言えません。俺はシュンパティアを通じて、グラキエースの声を聞いただけですから」
ジョッシュ「……俺は絶望するためにここへ来たんじゃない。そう、誰が絶望などするものかよ」
ジョッシュ「……俺が行く。リム、お前はヒューゴ少尉達と脱出しろ!」
ジョッシュ「……わかりました」
ジョッシュ「……わかってる。だけど、まだ俺にはこいつを使ってやらなきゃならないことが残ってる……」
ジョッシュ「……わかっています」
ジョッシュ「……わかったよ、クリフ……」
ジョッシュ「……わかった」
ジョッシュ「……わかった。ただし、ウェントスとは接触するなよ。何が起きるかわからないからな」
ジョッシュ「……リム……」
ジョッシュ「……リアナ、いきなり代わるのはよせよ」
ジョッシュ「……ラキ、いけるか?」
ジョッシュ「……ヒューゴ少尉」
ジョッシュ「……はい」
ジョッシュ「……どういうことなんです?」
ジョッシュ「……では、すみませんが、よろしくお願いします。スポンサーから<PT>や<特機>との戦闘データを出せと催促されていますので」
ジョッシュ「……ちゃんと言われないとわからないことだってありますよ」
ジョッシュ「……その通りですが、詳細については俺もクリフもわかりません。リアナとクリスもその時のことを覚えていないんです」
ジョッシュ「……そうですか。マシントラブルには見えなかったもので」
ジョッシュ「……すまない」
ジョッシュ「……ジョシュア・ラドクリフです。ジョッシュと呼んで下さい」
ジョッシュ「……クリフ……そうなのか……」
ジョッシュ「……クリフ、何かわかったことはあるか?」
ジョッシュ「……クリフ、俺達が使っているシュンパティアやレース・アルカーナは、ルイーナの……」
ジョッシュ「……クリフ、さっきの話は本当なのか。あの構造物を見たことがないと言う……」
ジョッシュ「……クリスの言う通りだ。お前達は俺の大切な家族……血がつながっていないとか、どちらが本物とか、そんなことは関係ない」
ジョッシュ「……グラキエースとウェントスのことか」
ジョッシュ「……カイ少佐、よろしいですか?」
ジョッシュ「……エール・シュヴァリアーやブランシュネージュのデータは、ガイアセイバーズに渡っていたのか……」
ジョッシュ「……ええ」
ジョッシュ「……いや、駄目だ。俺はあいつを消させたくないと思ってる」
ジョッシュ「……いえ」
ジョッシュ「……あの辺境でも色々あったんです。<南極事件>だけでなく、<アインスト>の襲撃も」
ジョッシュ「……あの結界があっても、グラキエースの思念を感じられる。つまり、あれは全てのものを遮断しているわけじゃない……」
ジョッシュ「……ああ、そうだ。イグニス、それがお前の……お前自身の憎しみだ」
ジョッシュ「……FCSは正常に作動している。動力伝達系、駆動系、シュンパティアの各ファンクション、コンディション・グリーン」
ジョッシュ「…………わかった」
ジョッシュ「…………」
ジョッシュ「………」
ジョッシュ「……“鍵”は“門”を開き、閉じもする……」
ジョッシュ「……!」
ジョッシュ「……!!」
ジョッシュ「<エアロゲイター>や<インスペクター>との関連性はないと言われてる。結局、誰が何のためにあの遺跡を作ったのか、まだわかっちゃいない」
ジョッシュ「“失われた技術”に取り憑かれた研究者達のことさ。南極で発見された遺跡の研究をしている」
ジョッシュ「!」
ジョッシュ「!?」
ジョッシュ「!? 聞こえないんですか、あいつらの声が!」
ジョッシュ「!!」
ジョッシュ「! 北の結界だと!?」
ジョッシュ(北極に次元断層の謎を解く鍵があるのなら、俺は…………)
ジョッシュ(北極……北の果て……)
ジョッシュ(否定しなかったな……やはり……!)
ジョッシュ(撤退、か……。だが、このチャンスを逃したら……)
ジョッシュ(地球そのものに……もしや、南極のファブラ・フォレースか?)
ジョッシュ(待て!何故、俺とお前だけがこうなるんだ!?お前は何か知っているのか!?)
ジョッシュ(駄目だ、“破滅の王”が、ルイーナがいったい何なのか知るまでシュンパティアを切るわけには……!)
ジョッシュ(憎悪させ、恐怖させ、死をもたらすという意思は純粋で明確なのに、悪意もなければ自らの生への執着もない、その心)
ジョッシュ(相手は特機……!だが、分の悪い賭けをするつもりはない……ここは確実に仕留める!)
ジョッシュ(生も死も呪縛された……偽りの魂を持つ者……)
ジョッシュ(親父のせいで、事態がどんどん悪化していく……)
ジョッシュ(親父……納得はいかないが、頼みを聞いてやる……!)
ジョッシュ(親父……今、行くぞ。ファブラ・フォレースに……!)
ジョッシュ(親父……これから戻るぞ、ファブラ・フォレースへ。あんたがしでかしてしまったことの全てに……ケリを付けるために……)
ジョッシュ(少し開いた……!? あいつが、俺に……!)
ジョッシュ(自覚していないのか、奴は……!)
ジョッシュ(言われた通りだ……今はやれることを一つずつやっていくしかない)
ジョッシュ(鍵……エール・シュヴァリアーやブランシュネージュもそうなのか……?)
ジョッシュ(結局、あんたとは最後まで……く……うう……)
ジョッシュ(共通点……俺とあいつに……!?)
ジョッシュ(確かめるんだ。これが、いったい何なのか。そして、ルイーナとは……!)
ジョッシュ(何故だ?あいつが心を閉ざしても、何故こんな……!)
ジョッシュ(何だ? 誰と話していた?)
ジョッシュ(俺は周りからどう思われようと構わない。だけど、リムは……クリスとリアナは……)
ジョッシュ(俺と共感したお前の一部、共有してしまったその意識の中で、お前は解放を望んでいる)
ジョッシュ(俺だって、近づけばどうなるかわからないんだ……ここでリムまで……)
ジョッシュ(意識がリンクした……俺とあいつだけ……しかし、あいつの中は……!)
ジョッシュ(暗さと冷たさが増した……?心を閉ざしたのか……?)
ジョッシュ(わからないのか!?俺の中にお前がいるように、お前の中にも俺がいるはずだ!)
ジョッシュ(わからない……どちらでもいい。確かなのは、あいつにもう一度会わなければ、先に進めないということだ……)
ジョッシュ(リムのことか!)
ジョッシュ(ラキとウェンだけじゃない……イグニスも……人の感情を……)
ジョッシュ(ラキ……? 北の果て?)
ジョッシュ(もし、リムの感度が上がっているのだとしたら……)
ジョッシュ(もう……隠すことは出来ないか……説明をしなければ……彼らのことも……今の俺の想いも……)
ジョッシュ(み、見える……見えるぞ、グラキエース……!)
ジョッシュ(また声が聞こえる……南極で聞いたのとは違うが……!)
ジョッシュ(どういうことなんだ、これは……?)
ジョッシュ(だけど、歪な形で縛られたままのあいつの魂を、解き放ってやらなきゃならないと俺の中の何かが、そう訴え続ける)
ジョッシュ(だから、模擬戦の時に……?)
ジョッシュ(だが、ここは……ここだけは……!)
ジョッシュ(だが、あの場にいた人間となると……)
ジョッシュ(それを見ろ、答えろ! グラキエース!)
ジョッシュ(それはおかしいんだ。だから、俺は……)
ジョッシュ(それに、シュンパティアの調子もおかしい……くっ、いったい何だって言うんだ……!?)
ジョッシュ(それだけなのか……?)
ジョッシュ(それが俺の意思となって、俺を動かしているんだ。それを見ろ)
ジョッシュ(その、お前の中の俺を見ろ、グラキエース。自分の心の歪さを見ろ)
ジョッシュ(そして、セプテンプルム……本当にシュンパティアが鍵となるなら、やはり、俺は……)
ジョッシュ(シュンパティアのシンクロ・ゲージに乱れが……近づいているのか……?)
ジョッシュ(さらなる保険……)
ジョッシュ(さっきの感じは、お前だったのか……?)
ジョッシュ(こんなご時世だ、パーソナルトルーパーの発注は多いはず……経営状態が悪化しているのか?)
ジョッシュ(この事態……どうやって収拾しろと言うんだ、親父……!)
ジョッシュ(この死と破壊を求める衝動は、あいつの……!)
ジョッシュ(この感じ……あいつもいる……)
ジョッシュ(このノイズは、リムとあいつの余波なのか!?どうなんだ、グラキエース!?)
ジョッシュ(こうするしかなかった……あんたの願いとは言え……こうするしか……)
ジョッシュ(グラキエース……今、わかった。空虚な、何かが欠けていると感じた心の意味……)
ジョッシュ(グラキエース……俺とお前の共振は、いったい何を意味するんだ……?)
ジョッシュ(グラキエース……もしや、イグニスが言っていたラキとは、あいつのことか?)
ジョッシュ(くっ……そうだ、グラキエース……お前のその心)
ジョッシュ(くっ、親父……)
ジョッシュ(くっ、やはり間違いない。俺の……俺の中にいるのは、あいつだ)
ジョッシュ(くっ! これじゃ、奴の思う壺じゃないか……!)
ジョッシュ(くそっ、あんな敵が現れて……これが、親父達がやってきたことの結果だっていうのかよ……!)
ジョッシュ(くそ……あいつの意識が、俺を壊すのか……!違う、そうじゃない! くっ、まだ共振が、同調が強まっていく……!)
ジョッシュ(ぐ……う……!ならば、滅びろ……死して、破滅の、王の……くああっ……!)
ジョッシュ(く、うう……これは……!)
ジョッシュ(ガルムレイドの動きが妙だった。だが、マシントラブルじゃない……)
ジョッシュ(お前達は負の感情を与えられていないんだ。何故だ? “破滅の王”とは、いったい何なんだ?どのようなものなんだ? 遺跡との関係は?)
ジョッシュ(お前は、あそこで生まれたのか……“破滅の王”の意思に従うだけの生を与えられた……それがメリオルエッセという存在なのか……)
ジョッシュ(お、お前は……お前のその意識は……!う、ううう……!!)
ジョッシュ(いや、待て……南極を出る前も出た後も、エール・シュヴァリアーを起動させていなかった)
ジョッシュ(あんたが呼び込んだルイーナの災い……その片を付けてやるさ、このジェアン・シュヴァリアーでな!)
ジョッシュ(あいつの意識、あいつの心には何かがごっそり欠けていた……そんな気がする……)
ジョッシュ(あいつ、動揺しているのか?それに、シンクロ・ゲージのこの乱れ方……前回とは違うぞ……!)
ジョッシュ(あいつ、もしかして、グラキエースを……?)
ジョッシュ(……分の悪い賭け、か……)
ジョッシュ(……自分のことのようにわかる。あいつの心が。俺を……殺そうとしている)
ジョッシュ(……言葉遣いぐらいじゃな……)
ジョッシュ(……何だ? この……俺の中に別の誰かがいるような感覚は……?冷たく、暗い……これは……?)
ジョッシュ(……それに、エール・シュヴァリアーにも積まれてるシュンパティアの本質を解明しなきゃ、リムは……)
ジョッシュ(……そうか……グラキエース、お前は……)
ジョッシュ(……これは俺の意思なのか? それとも、グラキエースの?)
ジョッシュ(……グラキエース……あいつは、いったい何なんだ)
ジョッシュ(!? 俺は、声を出しちゃいないぞ)
ジョッシュ(! 今度は普通に声が聞こえる……!)